こんにちは!みたらしです。
今回は我が家の子どももハマった伊坂幸太郎作品『アイネクライネナハトムジーク』のレビュー行きたいと思います。
面白い本は世代を問わない!!
って子どもの姿見て、改めて実感
こんな方におすすめ
・子どもの大人向け小説デビューに
・日常のやるせなさや、悔しさをバネに
・ほんのり恋愛要素ほしい
・短編アンソロジーならではの、話の繋がりにワクワクと驚きがほしい
どの話も、とあるボクサーを中心に繰り広げられます。
そのボクサーだったり、その家族や友人、またまたその試合の観客だったり。
各話で、時系列が結構あっちこっち行き来します。
単純に過去→未来になるんじゃなく、いきなり現在になったかと思うと、「あれ?これってあの時のあの赤ちゃんが大人になってる!?」ってことがしょっちゅう。
それでも読者を置いてきぼりにしない、伊坂幸太郎の実力に脱帽。
ボクシングの知識皆無の私ですら、試合のシーンは頭の中に映像が浮かび、ハラハラドキドキ。
大きな盛り上がりや、ドンデン返し、みたいなことはないですが、それでもクスッと笑顔になれたり、あぁなんか良かったなぁと思える。
子ども曰く「面白すぎてとまらん」
気分が左右されない、安心なストーリーお楽しみください。
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